田沢湖名物 山の芋鍋

秋に収穫されるお芋様ですが田沢湖町の郷土料理の山の芋鍋は
山形の芋煮(里芋)とは違いヤマト芋を使います これは近畿
地方ではよく使われる丹波芋、つくね芋と同じもので山芋のな
かではもっとも粘りが強く滋養に富むといいます 

下ろし金ですり下ろした芋を煮立った鍋に入れるだけの料理で
すが煮る時間やタイミングなどで芋団子が崩れてしまいますの
で手早く作ることが大事です 

この料理は今から15年ほど前田沢湖町の板前さん達が集まり
「地元の名物鍋を」とゆうことで発案されました 鶴の湯で
は味噌味 神代地区の芋を使って調理します  スーパーや
山菜のお店などでも手に入ります 濃いのでご飯にかけて食
べるときは2〜3倍に薄めないと食べれません それだけ栄養
があるんですねえ いくら天然の自然薯でも鍋に入れたら溶
けるだけですからね

上の画像は2002年12月に水栽培した芋です 夏にツルが15
m位のびて一度成長が止まったのですが 2003九月に小さい
ツルがたくさん伸びてきました水だけでどこまで活動できるの

 

 


                   
おがくずに入れて農家の方
    に持ってきてもらいます
収穫は10月後半 

洗うと色、形がよくわかります 根
っこがまだ付いていて少し伸びたり

切ってみました
   中はまっしろ

ものすごく粘る山芋
の類の中で最も粘る

親指と人差し指の間から握り
だしてレンゲですくって鍋に
落とす すると固まり芋団子
になります 「混ぜ物しない
でかたまるの?」よく聞かれ
ます固まるんですパワフル!